"TRIBUTE TO IWATA STRUMMER" THE PRISONER / SO-CHO PISTONS SPLIT (7'E.P. )2018/01/31
1,650円
SOLD OUT
500枚限定プレス!
1. IN THE NAME OF STRUMMER ROCK(早朝ピストンズ)
2. いとしいひとよ(早朝ピストンズ)
3. はだかの天使(ザ・プリズナー)
4. ハロー・バイバイ(ザ・プリズナー)
2017年5月9日
日本を代表するパンクロックバンド"THE STRUMMERS"の ヴォーカリストの岩田美生が腎臓癌により亡くなった。
亡くなるまで病状は伏され、発表もなく多くのファン、パンクス、関係者は突然の訃報に驚きを隠せなかった。
と同時に悲しみや喪失感は大きく、岩田美生の存在の大きさを改めて感じた。
ここからは個人的な回想になるが、本当に最高の先輩であり憧れであり、何より彼の人間性に深く影響を受けていた。もちろん事あるごとにお世話にもなった。
こんなに早くお別れするなんて微塵も思っていなかったし、まだまだ走り続けると勝手に思っていた。今までもそうだったから。
思えば、何一つお返しをしていないし、亡くなったのがツアーの真っ最中で、葬儀にも参列できなかった。最後のお別れすらできていない我々に出来る事は一つ。音で返すしかない。トリビュート盤…違う。自分の中であった。
我々と同じく、THE STRUMMERSとの共演も多く、共同でイベントも開催し、岩田氏自身も彼は自分の後継者だと公言していた、THE PRISONERが迷わず浮かんだ。すぐにヴォーカルである潤一郎氏に連絡し、一緒にSPLITを出さないかと誘わせてもらった。即答でOK。しかも彼もトリビュート盤ではなくSPLITを勧めてくれた。
各バンド1曲はTHE STRUMMERSのカヴァー、1曲はオリジナルソングという全4曲入りにしようと、すぐに決まった。最高だ。こういうのを盟友というのだろう。
彼らは自身のアルバムリリースツアーの真っただ中にも関わらずカヴァー曲を練り上げ、新曲をブチ込んできた。しっかりと岩田イズムが継承されていると感じた。
我々SO-CHO PISTONSも、これまでで最高の音でレコーディングが出来、納得の仕上がりになっている。この2バンドによるSPLIT。岩田氏が繋げてくれた縁で最高のシングルが完成した。
更にこのシングルを岩田氏の誕生日前日に発売にこぎつけてくれたTHE PRISONERに最大級の感謝とリスペクトを送ります。
全てのパンクロッカーに手にとって欲しい1枚。
早朝ピストンズ/DUMB RECORDS
Nass
THE STRUMMERSの岩田さんには何度も遊んでもらいました。かわいがってもらいました。色んな瞬間を共に経験させていただきました。共同企画を渋谷O-WESTでやっていたのは運命だったのでしょう。当時、「PUNK LIVES!」(日本パンクの一大イヴェント)に対するカウンターとして意気投合、玉砕覚悟で準備したり励まし合った日々を思い出します。
岩田さんに感謝をしたいのは「栄光と挫折の日々をありがとう!」だけではなく美しきマインドをありがとうだけでもなく。SO-CHO PISTONSとの出会いをありがとうと心から伝えたい。マジな奴はメンドクサイ。もう本当にこれは思う。本気で自分自身になろうとしている奴は厄介だ。否定ばっかり歌っていればいいのに!揚げ足ばっかりとっていればいいのに!ちょっと斜に構えて「俺には関係ねえけど!」なんて言ってくれたら楽なのによ。作られたヒーローや、囲われた反逆者だったらさ、笑って素通りだったのによ。交わる事も無かったのによ。
なんだよこの真っ直ぐさは!マジな不良がパンクに触れて目覚めちゃったヤツじゃん。なんだよあのキングコングみてえな優しく寂しい瞳と雰囲気を持ったパンクヤクザは!なんなんだあのラットフィンクみたいな前しか見ない目玉をひんむいたギターは・・・・マジでなんなんだよ・・・あの8ビートの早さは。世界レベルっていうかもうキ○ガイのレベルじゃん。で、何?バンド名・・・早朝ピストンズ(爆)岩田さん、この出会いをありがとうございます。俺はかつてこれほどまでに真っ直ぐで清々しくマグマのようにドロドロなバンドを体験した事がありませんでした。
また今作でもその愚直さ、正に天を突く8ビートは天国まで一直線だ。最高の2曲を用意してくれた。俺達も最高の2曲をツアー中に用意出来た。これはそんじょそこらのスプリット盤じゃないぜ。この度、こうやってマジでリスペクトするバンドと岩田美生の名の下に集い盤を組めたことに感謝しかありません。
早朝ピストンズ/DUMB RECORDSの那須さん&なおちゃんに最大級の感謝と尊敬を。
来年30周年を迎える早朝ピストンズ。世間は早朝ピストンズを知る事になるだろう。抵抗は無駄に終わる。
激烈ボーカルのバボちゃん、ユカコさん
超絶ギターとコーラスの圭ちゃん&りょうこさん、
そして岩田さん、この物語にはまだ続きがあります。
THE PRISONER/VILLAINY PRISON RECORDS
景山潤一郎(Junichilow)
アーティストについて
SO-CHO PISTONS
広島最古参パンクバンドとして長きに渡り活動を続ける3ピースピュアパンクロックバンド。
熱き日本語詞にスリーコード、高速エイトビートで織りなすサウンドは唯一無比。
圧巻のライブパフォーマンスで全国に熱狂的な支持者を持つ広島在住のパンクバンド。
2014年には自身初のEURO TOURも成功させ、2017年にはUSのFAT WRECKのバンド"TEENAGE BOTTLEROCKET"を自ら招聘し札幌のTHE KNOCKERSと3バンドでJAPAN TOURを敢行し大成功させた。
THE PRISONER
新宿ロフト(ライブハウス)等東京都での活動だけでなく精力的に全国のライブハウスも回っている。近年は特にその活動が活発化。
タワーレコード主催MAVERICK KITCHENへ出演を果たし、さらに2013年11月ボーカル景山潤一郎のブログがパウンズマガジン社から書籍として発売された。
2013年12月号の実話ナックルズにてJUNICHILOWこと景山潤一郎の特集「魂のパンクロッカー」が掲載された。 同年、NANA GNAR GNARはTHE CASUAL CONNOISSEUR、シックスティーズマガジン、セクシーダイナマイトロンドンでモデルを務める。
2014年には音楽情報雑誌3誌(PUNK ROCK ISSUE Bollocks No.013、indies issue vol.70、FOLLOW UP vol.136)にて景山潤一郎が表紙を飾り、indies issue vol.70ではロングインタビューが掲載された。同年、パンクブランド666のカタログではNANA GNAR GNAR、DAIGO、OSAMU、景山潤一郎がモデルを務めた。
2015年2月公開の映画『うさぎドロップ』の漫画家 宇仁田ゆみが描く倒錯青春ラブコメディ『スキマスキ』(監督・脚本:吉田浩太、出演:町田啓太、佐々木心音、中村映里子、八木将康、久住翠希ほか)のエンディングテーマ及び挿入歌に、4thアルバム「RATS AND CROWS」収録曲「LETTER」が採用された。同年7月、公式ファンクラブ"WAKES"が発足。2016年には新宿ロフトに続き代官山ユニットでのワンマンを大成功させる。
Diwphalanx Records / 7"(レコード) / VIR026
2018/01/31 ON SALE